ナダヤ富士山蒸溜所

富士のジンについて

FUJI-NO-GIN

富士の神

富士の
ジン

富士の神シリーズ初作となる「富士の神 開山」。
富士山の伏流水とジュニパーベリー、オレンジピール、レモンピールなど8種類のボタニカルを使用。
これまで製造工程や材料の一部として使用されることの多かった富士山の伏流水を全工程において贅沢に使用、「富士山の恵みを詰め込んだ蒸溜酒」と呼ぶに相応しい国産クラフトジンが誕生しました。

原料に、なだやオリジナル「富士山ウイスキー」製造元が提供するアルコール原酒(国産スピリッツ65度)を使用することでロンドンジンにも引けを取らない香りと味わいを確立、全ての原料、材料が本来の持ち味を発揮しながらもお互いのジャマをしないスムーズな仕上がりとなっています。

商品名の「開山」は富士山の山開き、富士山開山前夜祭というお祭りにちなんでおり、富士の神の原点であることを意味すると同時に開業や就職、新規事業の立ち上げなど新たな門出のシーンにおいて選ばれるお酒でありたいという願いも込められています。

ラベルについて

代表者
Distiller

深澤
Manaka Fukasawa

幼いころから父に連れられお酒の配達や集金、御用聞きなど商売のいろはを叩き込まれてきました。
父は厳しかったですが商売は常に前向きで、新しい物を取り入れ店舗の改装やオリジナル商品の開発などアイデアを具現化していきました。今回の蒸溜所開設もそんな遺伝子が働いたのかもしれません。

私自身、酒の博士を自認してきましたが、今度の挑戦は未知の世界です。酒類製造を生涯最後の大仕事として受け止め、頭も体もフル回転させながら改めてスピリッツ(ジン)の定義や製造方法を学んでいきます。
そして香りづけの地場産品探しながらクラフトジンの可能性を模索して参ります。

工場長
Factory manager

小野
英利Hidetoshi Ono

長年ホテルマンとして富士五湖の有名ホテルに勤務。
接客を通じた顧客サービスの経験をもとにNADAYAで酒類の営業と販売・お酒の種類を学ぶ。その後、富士山蒸溜所の開設に向けて沼津蒸溜所(静岡県)、八王子蒸溜所(東京都)、札幌市紅櫻蒸留所、積丹スピリット(北海道)でそれぞれ蒸溜とジンの基本を習得、常にボタニカルの配合や香り付けの方法について学び続けている。

富士の伏流水と
厳選したボタニカル
Water & Botanicals

山梨県は富士山、八ヶ岳といった日本を代表する名山に囲まれ、その環境から採水されるミネラルウォーターは高品質な果物や酒造り欠かせない存在として古くから愛され続けてきました。
その魅力は全国でも高く評価されておりミネラルウォーター市場における全国シェアにおいては実に全体の40%にものぼります。

そんな清らか水とその水で育った農作物は正に山梨県の魅力そのものです。

富士の神はそんな魅力の数々を惜しみなく詰め込みました。

地元の伝統と誇りを
 受け継いでいくために

私たちの商いは地元、富士吉田市の文化と富士山の魅力に支えられてきました。
2013年、富士山はユネスコ世界遺産委員会によって世界文化遺産に登録され、これを機に海外から来訪客が増加し、日本の「酒文化」のあり方もグローバルを見据えて伝え方、届け方に変化が求められ始めました。

富士吉田市の歴史の中で富士山の湧水で醸すお酒は数々ありましたが、蒸溜酒は初めての事です。富士山世界文化遺産登録以降、外国人観光客の増加もあり国内外を問わず人気の蒸溜施設と銘酒は市内の新しい観光の目玉にもなりえると考えます。

私たちはクラフトジンという海外でも親しまれ続けている形の中に富士山、そして山梨の魅力を詰め込む方法を日々探求してまいります。